☆ 思いやり ☆ 優しさ ☆ 感謝 ☆ ============

「志通信」メールマガジン 2009.11 VOL.103

========================= Good Communication♪

■11/8


11/8の感動コミック講演会は、
講師の川畑社長と鬼丸さん、
そしてご参加いただいた皆様、
応援・ご協力いただきました皆様のお陰で
素敵な会にすることができました。

改めまして、御礼申し上げます。

(午前の部+午後の部+懇親会の3部構成は、
予想以上にハードでした。
うちのメンバーもお疲れ様〜♪)



■11/7


講演会前日の11/7の昼間のこと、
知り合いと偶然出会って、
久しぶりにあれこれお話を…。

最初は雑談だったのですが、

「実は、今年生まれた子どもがダウン症だったんです。
当分信じられなくて訳も分からなくて、
その頃の記憶がないほど混乱していました。
でも、ようやく事実を受け止めることが
できるようになったんです。」

と言われていました。

さらに、

「自分は落ち着いてきたんですけど、
知人にもうすぐ3歳になる子どもさんがいて、
少し前にお医者さんから知恵遅れという診断を
されて落ち込んでいるんです。」

とのこと。

私はこの日、川畑社長&鬼丸さんと
夕食をご一緒することになっていたので、

「今日の今日ですけど、
よろしければ一緒にいかがですか?」

と伝えておきました。


夕方から川畑社長を広島空港にお迎えに行って、
ホテルで鬼丸さんとも合流し、食事がスタート。

そして、お酒も入って約一時間。

盛り上がってきたところで、
昼にお会いした知り合いから電話があって、
お二人も同席されることになりました。

子供さんが知恵遅れと診断された方は、
最初とっても元気がなくて
沈んだ表情をされていました。

ずーっと下を向いていて、
私達とあまり目を合わせることもなく、

「何で自分はこの場に連れて来られたんだろう」

という雰囲気を醸し出されていたのです。

30分ぐらい経つと、その方は
自分の子供さんのことを
ぽつりぽつりと話し始められました。

一通りの状況説明が終わった時、
川畑社長はその人の目をまっすぐに見て、

「おめでとう」

と言って、手を差し出されました。

「えっ、ありがとうって…」

と戸惑いながらも握手を交わすと、
川畑社長は

「宝物を授かりましたね」

と一言。

そして、沖縄教育出版で働かれている
たくさんの障がい者の活躍ぶりをお話され、
再度、その方の子供さんの話になった後、
川畑社長は

「あなたは、とてもつらい思いをされてきましたね。
だけど、奥さんはもっとつらい思いを
されているでしょうね」

と…。

一瞬その場の空気が止まって、
その方の目に涙が…

私も思わず涙が…。


川畑社長からのエールを受け取った
その方の表情は、
それまでとは打って変わって輝き、
川畑さんに

「生きる希望とやるべきことが見えてきました。
ありがとうございました。」

と心からのお礼を伝えられていました。


この日の昼間の出会いから、
次々に縁が繋がって、このような展開に…。

やっぱり「必然」なんですね。

素敵な場にご一緒させていただいて、
ありがとうございました。

『宝物』を大切に育ててくださいネ。



■とある懇親会で…


広島で私自身の講演会を終えて、懇親会に参加。

とっても元気な人たちがたくさん参加されていて、
楽しい一時を過ごすことができました。

終盤に差し掛かった時、ある方が

「田原さん、中学校2年生になる娘が
私にこんなメールをくれたんです」

と携帯電話を見せてくださいました。

「お父さんが買ってきてくれた
『かっこちゃん』を読んだよ。
とってもいい本で元気が出たよ。ありがとう。」

といった内容だったので、私は嬉しくて、

「こちらこそ、メールを見せていただいて
ありがとうございます。」

とお伝えしたのですが、
この話にはまだ続きがありました。


「田原さん、実はうちの娘は、
急性の小児ガンで今入院しているんです。

僕は、かっこちゃんの本を読ませたくて、
買ったのですが、うちのかみさんは、
本人が受け入れられるかどうか分からないから、
見せない方がいいんじゃないかと言うので、
渡さないでしまっておいたんです。

でも、偶然に見つけて読んで、
感想をメールで送ってくれたんです。

娘が病気を乗り越えて頑張っていこう
という気持ちになってくれたのが
とても嬉しいんです。ありがとうございます。」

と言われるのです。


この時は、思わずおじさん同士で抱き合って、
涙してしまいました。

感コミ『かっこちゃん』に携わることが
できて本当に良かったです。

「○○ちゃん、おじさんはもちろん、
たくさんの人が応援してるヨ〜!」



■編集後記


知り合いに声を掛けていただいて、
安芸の宮島で、初のシーカヤック体験。

宮島の対岸から瀬戸内海を横断して宮島へ、
それから時計と逆周りに
西方向へ向かったのですが、
最初は慣れなくてドキドキ。

でもこの日は天気が良く、波は静かで、
海には時折小イワシの群れが…。

(美味しそう♪)

海側からしか見えない宮島の景色を堪能し、
シーカヤックじゃないと近づけない
海辺の小さな鳥居を見つけたりと
気分は次第にハイテンション!

しかしながら、運動不足の身体には
結構ハードで「腕が〜あぁあぁぁ」。

途中でインストラクターの方に、

「力尽きたら引っ張ってくださいね〜」

とお願いすると、

「進之助君も頑張っているのですから、
お父さんも頑張ってください」

と気合を入れられて奮起し、
夕食のビール&焼肉は最高でした!!


ツアー主催者やツアーメンバーの皆さんには
家族でいろいろとお世話になり、
ありがとうございました。

シーカヤックのショップ「パドルパーク」の
マーシーさんこと、久保田さんも
とってもいい人でした。

http://www.paddlepark.com/


経験のないことにチャレンジしてみる
のは面白いですね。

今からは、オフシーズンに入るようですが、
来シーズンも一味違う宮島を
体験してみたいと思います。

(鍛えなきゃ...)



----------------------------------------------------------
■登録/解除の方法/バックナンバー

http://www.kokorozashi.co.jp/
「志通信」メールマガジンは、
上記URLよりいつでも登録/解除可能です。

==========================================================
○「志通信」メールマガジン (不定期)

発行責任者 :田原 実 tahara@kokorozashi.co.jp
発行システム:このメールマガジンは、
インターネットの本屋さん
『まぐまぐ』を利用して発行しています。
http://www.mag2.com/ (マガジンID:0000068132)

【「志通信」の転送や転載、引用はフリーですが、
出典を明記してくださいね】

===========================================================