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「志通信」メールマガジン 2004.7 VOL.39
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■益田ドライビングスクール
自動車学校と聞くと、ビジネス的には、「少子化の影響で大変だろうなあ」と
考えてしまいがちですが、そんな思いを根底から覆してくれるのが、
人口約５万人の島根県益田市にある「益田ドライビングスクール（ＭＤＳ）」です。
この学校では、近隣から生徒を募集するだけでなく、遠くは関東や関西地区からも
合宿生を受け入れています。
そして、運転技術を学んで免許を取得するだけではなく、人間として大切なことを
一緒に学んで帰ってもらおうという考えに基づいたユニークな経営をされています。
先日、ハイネットコンサルティングの角田先生が企画された見学ツアーに
参加させていただいたのですが、トップである小河会長様、青木社長様をはじめとする
スタッフの方の明るく真摯な姿勢と、それを素直に受け止めて行動している生徒さんの
姿に感動いたしました。
見学当日は、駐車場に車を置いて受付まで歩いていると、ちょうど通り掛かった金髪の
ちょっと怖そうな若者が、元気良く「こんにちは〜」と声を掛けてこられました。
普段、「最近の若者は挨拶しない」とか、「覇気がない」なんて言われますが、
失礼ながら見かけからは想像できない程の気持ちの良い挨拶に、
こちらがびっくりした程でした。
その後も、校内を歩いていると、すれ違う方が次々に挨拶してこられますので、
私はそれだけで嬉しくなってしまいました。
この学校では、独自の「Ｍマネー」というドル単位の通貨を使用するように
なっていて、日本円は使えません。
１ドル100円で換金できるのですが、トイレ掃除や洗車、草抜きなどのボランティア
活動をすると、その内容に応じてＭマネーを獲得することができるようになっています。
最初は、Ｍマネー欲しさにトイレ掃除をしていた若者が、実体験を通じて学びを得る
ことも少なくないそうです。
また、家族に葉書を出すことによってもＭマネーを獲得できるようになっています。
家族に葉書なんて書いたことのない方がほとんどとのことで、
「学校でトイレ掃除をしてるよ」とか、「朝早起きして、ちゃんと朝ご飯を食べてるよ」
といった他愛のない内容が多いそうですが、ＭＤＳのスタッフから親御さんに連絡を
入れて「お子さんから葉書が届くと思いますが、是非お返事を書いてあげてください」
といった細かい所までフォローをされており、親子間のコミュニケーションを
深めるきっかけになっているようです。
その他、４人部屋での共同生活を経験してもらったり、周囲の人に感謝の意を表わした
「サンキューレター」が掲示してあったり、気付きを与えるために、坂村真民先生など
の名言が至るところに掲示されているなど、様々な工夫が凝らされています。
全てにおいて、強制するのではなく、自発的な行動を促して学びを与えていくシステム
作りがなされており、感心させられました。
また、これらの仕組みを維持するためには、相当の労力が必要になると思いますが、
スタッフの方が楽しそうに仕事をされていたことも印象的でした。
特に、校内を案内していただいた営業部の狩野次長さんという女性の方には、
一所懸命気持ちを込めて対応していただき、私は大ファンになりました。
私のつたない文章では、ＭＤＳの魅力を伝え切ることはできませんので、
機会がありましたら、是非見学してみてください。
それと、これから免許を取得されるお子様をお持ちであれば、ＭＤＳをオススメします。
私も、うちの子供が免許を取る時には、是非お世話になろうと考えています。
【宣伝です♪】
ＭＤＳは、以前ご紹介した「ＤＯ ＩＴ！」シリーズの中でビデオ化されています。
（税込みで12,090円です）
弊社で販売しておりますので、希望される方はご連絡ください。
■エコスタイル Part２
７月は暑〜い日が続いていますので、私の「上着なし、ネクタイなし、半袖シャツ」
姿と、胸に着けた「エコスタイルカード」は羨望の眼差しで見られている気がします。
皆さんも是非ご一緒しましょう。
ところで、私の住んでいる広島県広島市では、この４月より、ゴミを８種類に分ける
分別収集が始まりました。
正直言って、とても面倒なのですが、その分買い物に行った時にも、包装なしや
簡易包装でお願いするなど、ゴミを出さない工夫をするようになりました。
これもエコスタイルの一例ですね。
ちなみに、次に買う車はプリウスに決めています。
■編集後記
先日、ある知人から
「田原さん、鹿児島空港で若い女性と腕を組んで歩いていたそうですね。
隅に置けないなあ。」と言われました。
おいおい、そんな根も葉もないうわさは勘弁してくださ〜い。
最近「おじさん化」が益々進んで、以前にも増してモテないのに、
そんな相手がいる訳はありませんし、九州の中で鹿児島県だけは
まだ足を踏み入れたことが無いんです。
この噂を流した人は、こんな私と腕を組んでくれる素敵な女性を
責任持って紹介してくださいね。(笑)
★（号外）親バカ進之助通信vol.６
進之助は、もうすぐ１歳１０ヶ月。
同い年の女の子が、お父さんのことを「パパ〜」と可愛く呼んでいるのを耳にして、
「進之助、とうさんと言わんかい！」と広島弁でせかしているのですが、
本人は「とうさん」とは発音することはできず、「てゅーつん」と言っています。
それでも嬉しくて「もう一回！」とリクエストするのですが、
なぜかひたすら笑って二度と口にしてくれません。
わざとやっているのでしょうか？
（最近は妻に似てきた気がします…）
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