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「志通信」メールマガジン 2009.6 VOL.98♪

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■平成の「海援隊」


先日、角田識之先生(臥龍先生)の
ハイネットコンサルティング&臥龍海援隊
20周年イベントに参加してきました。

東京・赤坂の「イル・カシータ」

http://www.casita.jp/ilcasita/

で行われたこのイベントは、

「浅草追分」でお馴染みの

http://www.oiwake.info/

金三郎&銀三郎兄弟による
津軽三味線ライブから始まりました。

http://kingin.sakura.ne.jp/


角田先生には、独立直後の約15年前に
友人の紹介で知り合って以来、
理念経営や志経営・CS等
いろいろなことを教えていただきました。


イベントでは、20年間の歩みを
ご紹介されていましたが、
懐かしい方々とも再会でき、
昔のことを思い出して感慨深いものが…。

私が知り合う前の
スリムな角田先生の写真も衝撃でした (^_^)



■杉原千畝さん(命のビザ)


角田先生の最近の取り組みとして
紹介されていたのが、
小学生向けの「志」授業。

その題材の一つが、
「日本のシンドラー」と言われた
杉原千畝さんでした。

(映画「シンドラーのリスト」の
主人公であるシンドラーさんは、
第二次大戦中にナチスドイツによる
ユダヤ人の虐殺を見かねて、
私財を投げ打って1100人以上の人を
自分の工場の従業員として雇って
救った方なのです。
詳しくは映画をご覧くださいネ)


杉原さんは、第二次大戦中、
ドイツとソ連の間にある
リトアニアの日本領事館外交官として
勤務されていました。

ナチスによる迫害が激しくなる中、
祖国を捨てて生き延びる覚悟を決めた
ユダヤの人々は、杉原さんに

「ここから脱出するために
日本を通過できるビザを
発給してもらえませんか」

と嘆願します。

杉原さんは、
すぐに外務省に打診されるのですが
なかなか返答がなく、
何通も電報を送った結果返ってきたのは、

「正式な手続きでなければ
許可することはできない」

という返事でした。


迫害と戦争が益々激しくなっていく
緊迫した状況の中、杉原さんは
「外務省の指示」と「人の命」の
狭間で思い悩みます。

そしてある日、
外務省の命令を無視して、
ビザの発給を始めたのです。

日本領事館にたくさんのユダヤ人が
押し寄せることになるのですが、
杉原さんは身に迫る危険を感じながらも、
外務省からの退去命令ギリギリになるまで
発給業務を続けます。

腕が腫れ上がっても書き続け、
リトアニアから避難する列車が
動き始める直前まで
書類を書いていたそうです。


こうやって、6000人以上もの
命を救った杉原さんですが、
戦後日本に戻ると指示に背いて
勝手な行動をしたことを理由に、
外務省から解雇されてしまいます...。



それから約20年が経過した1968年、
イスラエルの大使館職員から、
突然杉原さんに電話が。

この職員さんは、
杉原さんに助けられた中の一人で、
ボロボロになった当時のビザを手にし、
涙を流しながら

「ミスター・スギハラ、
私たちはあなたのことを
忘れたことはありません。」

と感謝の意を伝えられたそうです


ユダヤの人たちは、
約30年前の感謝を忘れておらず、
再会の翌年、杉原さんは
イスラエル政府より勲章を授与され、
その後人道的配慮と勇気ある行動を
讃えられて、二度も表彰され、
「日本のシンドラー」と呼ばれるように
なったのです。


※次回の岐阜出張の際には、
杉原千畝記念館にお邪魔してきま〜す。

http://www.town.yaotsu.lg.jp/sugiharatiune/index.html



■子どもたち


角田先生から杉原さんの話を聞いた
ある小学生の男の子は、
ビデオメッセージの中で、

「僕には、夢があります。
それは総理大臣になって
日本を外国から尊敬されるような
いい国にしていくことです」

と力強く話していました。

(素晴らしい〜! 
日本の政治家の皆さん、どうですか?)

そして、小学生全員による
「翼を広げて」の合唱。

これはもう『涙もの!』でした。



「自分にできることを考える。
そして、そのできることを実行する。」

これが、大人から子どもへの
一番のプレゼントかもしれません。



■肝高の阿麻和利


イベントの終盤で登場したのが、
沖縄の現代版組踊「肝高の阿麻和利」
OBの20歳前後の男性1人+女性2人。

http://www.amawari.com/

8/19(水)と8/20(木)に行われる
東京公演の紹介と共に、
その踊りの一部をご披露いただきました。


お話している時は、
普通のお兄さん&お姉さんなのですが、
踊りが始まると一変。  

素晴らしい演舞に、
感動の拍手大喝采が沸き起こりました。


リッツ・カールトンの高野登さんや
宮本亜門さんも絶賛されているこの公演は、
沖縄県うるま市の町おこしとしてスタートし、
うるま地域のごく普通の中高生が
演じているのですが、
これまでに9万人もの観客を動員するという
大成功を収め、全国から注目を集めています。


私は以前、
演出家である平田大一さんの講演を
聞いたことがあるのですが、

「肝高の阿麻和利を通じて、
子供たちが地元に対する誇りを持ち、
将来地元に戻ってきたいと
思ってもらえることが一番の喜びです。」

と言われていたのが印象的でした。


私は、8/20夜の部のチケット
をゲットしました〜。

今からとっても楽しみです!

(ナント、8/19はあの東儀秀樹さんとの
共演があるそうです…)

では、会場でお会いしましょ〜(^_^)



■編集後記


最近は、暑〜い日があれば、土砂降りの日も…。

まさに人生そのもの…人生いろいろですね♪

「ラッハー思考 = 人生すべてラッキー&ハッピー
= 必然思考」 で乗り切っていきましょ〜!




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